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カンテレ教則本

 フィンランドの箏「カンテレ」

 私は5年前に、北海道にお住まいの演奏家 佐藤美津子さんから、コイスティネンのイージー・ウィング5というモデルを購入いたしました。(うちの2012.06.22の記事) 5年もたっている割に、全然上達してないね!

 さて、カンテレの演奏を習う場合ですが、演奏家の先生にきちんと教えて頂くには、首都圏や札幌市周辺に住んでいないと難しいです。日本語の教則本も出版されていません。

 私は、カンテレと一緒に購入した佐藤さんの教則DVDや、演奏家の方々のサイトの情報や、Youtubeの動画や、フィン系アメリカ人の方が作った教則本の電子書籍などを参考に、気が向いた時にちんたらちんたらと練習しています。(あまり気合を入れて長時間弾いていると、肩こりがひどいんですわ)

 5弦カンテレは、5弦しかないってところが面白いですよ。しかし5弦しかないから、すべてをメロディで弾くには無理があり、和音にしたりします。

 今年の4月頃、春になって頭に花が咲いたせいか、それとも何を血迷ったのか、11弦も買ってみようか、という気持ちが芽生えました。(でもいろいろあって、いまだ未入手)

 そこでいろいろ検索していたら、なんですか、すごいロングランをしたという劇場版「ガールズ&パンツァー」という作品の登場人物の1人がカンテレ弾きだったとかで、ガルパンファンの方達の間で11弦カンテレの需要が一時うなぎ上りだったそうで。しかも、劇中でのカンテレ演奏は、北海道在住演奏家のもうおひとかた あらひろこさんだったという…。あらさんのブログには、とても詳しい5弦の教則ページがあります。

 カンテレが、意外なところでメジャーになってくれたもんだわい、と喜ばしく思っております。

 そうしましたら、この夏のコミックマーケットに、カンテレの教則本が出品されたという!

 すげ~な、おい。

 コミックマーケット、コミケには、高校の時から多少馴染があるんですよ。当時は「コミケット」って略してました。私は行きませんでしたが、友達のアニメ愛好会と漫画研究会とが毎回出品していて、買い物を頼んだりしていました。

 そこに、ガルパンの挿入曲「サッキヤルヴェン・ポルッカ」を弾くことだけを目的とした本が出品され、完売したという。いやあ、いつの時代もファンの情熱は岩をも通しますね。

 しかもこの制作者の方、私が参考にしたサイトやら何やらをやはりご覧になったようで、ちゃんとそれらを踏まえて作られたようです。つまり、私もまだ現物は拝読していませんが、きちんと基本を踏まえた内容になっているものと思われます。
 作者 水木玲那さんのブログ「pleaseX(プリーズエックス)」
 (正誤表が上がってますので、教則本ご購入の方は是非ご覧ください)

 プロのカンテレ奏者を目指すとか、そこまででなくても人を集めて演奏会をしたいとか、そういう目標を持ってらっしゃる方は、プロの先生にきちんと教えていただかなくてはいけません。でも私は、自分だけの趣味で弾ければいいんです。それでも、習える場所が近くにあれば、そこに通っていたでしょう。でも、ないんです! だから私はこの本にとても興味を持ちました。

 そして今、この本は「とらのあな」に販売委託されました。

「とらのあな」は実店舗・ネットショップともにあるお店で、一般的な出版物もありますが、同人誌を扱っています。私は以前、プロのイラストレーター、漫画家の鈴木理華さんの同人誌を購入したことがあります。

「とらのあな」サイト内のページはこちらです。↓
「カンテレでサッキヤルヴェン・ポルッカを弾きたいだけの人生だった方々へのFibelでもない読み物」
 (ご購入はご自身の判断でよろしく! 未成年者は保護者の方に聞いてね)

 そして私の11弦であるが…。あちらの夏休み明けにコイスティネンの監督さん(?)と連絡が付き、こちらの希望を伝えました。入荷待ちの物があったり、販売担当者と打ち合わせたり…ということで、入手まではまだ先が長いようです。

 ガルパンのキャラ「ミカ」さんが弾いているのとほぼ同じモデルの11弦カンテレは、カッリオイネンというメーカーの製品ですが、日本でも「世界楽器てみる屋」さんが扱ってらっしゃいます。
「てみる屋さんの該当ページ」

 てみる屋さんは、私のように趣味レベルの人向けの教則サイトも作ってらっしゃいます。
「そこそこ上達する11弦カンテレ教室」

 そして、最後になりましたが、フィンランドで活躍し、日本に最初にカンテレを紹介した第一人者 はざた雅子さんのサイトです。
「テレジアンカンテレ」
 こちらの「カンテレについて」→「カンテレの弾き方」に書かれていることは、素晴らしいです。私のような下手なやつでも気後れせずにカンテレに手を伸ばせる、背中を優しく押してくださるお言葉が並んでいます。

 そしてガルパンファンの方々は、あらさんを大洗にお招きして、カンテレ講習会をするそうです。ほんと、すげ~な。(勿論、称賛してる)

(2017.8.29追記)

galupankantele.jpg

 私が予約していた分が、昨日届きましたよ!
 すっごい力作です。(^-^) 聞くところによると、作者の方は音楽の素地がある方だということですが、やっぱもともと楽器をされてきた方は違いますね。(私が得意な楽器はソプラノ・リコーダーだけ(^^ゞ)

 実際にこの御本の序文や参考文献のWebサイト欄を拝見して、初めて分かったこともあります。
 序文を拝読して私が感じたことは、きっと作者は楽器演奏の素地があったため、カンテレが演奏を独学で進められるものではない、一筋縄ではいかぬ楽器だとすぐに気づき、習える場所を探された。でもそれがかなわないことを知ると、情報を集めまくった。そうして得た情報をもとに手探りで練習してこられた。そして同じく独学を強いられている方達に、自分の場合はこうやったということを伝える、ということもこの御本をお作りになった理由のひとつなのではないか?ということ。(一番の理由はガルパンへの愛、でしょう、勿論 (^^)v)
 そして、参考文献のWebサイト欄を見て感じたことは、ガルパンを観てカンテレを手にしたものの、自分同様やはり練習場所に巡り合えず、練習方法もわからず右往左往している方達に、取り敢えずのとっかかりとしてこの本を提示し、その上で、もっと他の曲も弾いてみたい、カンテレの色々な情報をもっと見てみたい、と思った人への情報を提供したい、とお思いになったのではなかろうか?ということです。

 だから、参考文献のWebサイト欄の筆頭に、「日本カンテレ友の会」が上げられているのでしょう! (断言。迷惑?(^^ゞ)

 この御本は、友の会の方々に対抗するようなものではありません。むしろガルパンをきっかけにカンテレを好きになった方のために、友の会さん、そこに所属する先生方のところへ導く情報を提供しているのです。
 もともとカンテレを自習しているけど会には入っておらず、この御本を入手した私は、そう思うのでありました。

 とにもかくにもすっごい労作。ありがとうございました。

(2017.9.19追記)
「駐日フィンランド大使館Twitter」でもとりあげられました。
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