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「Fantasy on Ice 2018 in 新潟」に行ってきた

「Fantasy On Ice 2018」というアイスショーの新潟会場に観に行きました。
 フィギュアスケートは昔から好きですが、もっぱらTV観戦で、生で観るのは初めてです。今までは、生で観ようという考えが浮かばなかったのでした。チケットが取りにくいということもあったし。新潟はそうでもないのかな?

 会場の朱鷺メッセ近くの万代シティバスセンターまで、都市間バスで行けます。
 途中で寄った道の駅「白い森おぐに」の洗面台の壁の上のほうにオオミズアオがいて、綺麗な水色で壁飾りみたいでした。
 荒川の岩船発電所のダム湖が、綺麗な水鏡になっていて驚きました。満々とたたえられた水面に、対岸の木々がきれいに反転して見えています。何度か通ったことがありますが、あんなのを見たのは初めてでした。翌日はさざ波で見られませんでした。千載一遇ということでしょうか?(千回も通ってないけど) 写真は撮れなかったので、脳裏に焼き付けます。ものすごく綺麗でした。
 胎内の中条のあたりにピンクのにこちゃんガスタンクが見えました。前から国道7号沿いにあるのは見ていましたが、他にもあるのでした。新発田ガスの「モモタン」というらしいです。薄緑のは「ニコタン」です。 ニコタン&モモタン2基立っているのも遠くに見えました。顔は見えませんでしたけど、きっと描いてあります。
 国道7号沿いのを初めて見た時とても気に入って、全国のガスタンクをにこちゃんに、と思いましたけど、あるとき深夜に通りましたら、ドン引きしました。もうすぐにこちゃんの所だと、ワクワクしながら車で走っていきましたら、闇の中にうっすらと、微笑む顔が見え、見た瞬間「えっ!?」(←全部の字が総毛立ってる状態)と思いました。暗い時に見てはいけません。全国ガスタンクにこちゃん構想は一瞬にして消えました。
 でも、好きです。ニコタン。
 背後には、風力発電の風車がいくつも見えます。

 朱鷺メッセ特設会場は、リンクが小さく感じます。隣の席の方々も話されていました。開催場所の規模によって大きさが違うのでしょう。小さくてやりにくいんじゃないか?と思いますが、どうなんでしょう?
 私の席は、ステージ正面上手側わりと前のほうでした。

 羽生さん、オープニング4Tお見事。丁度目の前で展開されました。
 明子さん、トリハダ立った。「風の神の歌」という曲で、ものすごい表現力。
 明子さんのを、帰宅してからツベで幕張の映像が上がっていたので観ましたけど、受けるものが全然違うのです。映像ダメじゃん。
 TVと比べて会場だと顔の表情とか細部は見えないから、印象がどうなのかと思っていましたけど、会場で観るほうが比べものにならないくらい良いことがわかってしまいました。TVってスピード感がまったく伝わらないのね。
 しかし後ろの席で双眼鏡を使うのも無理があると思うぞ。高速移動しているものをあれで追うのはなかなかに大変だぞ。倍率と口径にもよりますけど。
 織田さん、ジュリー面白すぎです。それでいてスケートそのものはしっかりかっちりこなしているのだからすごいわ。
 美姫さん、静香さんと2人で滑るところを見たかったけど、静香さんはお子さんが生まれたばかりという慶事で出演していないからやむなし。
 キャンデロロさんはお年を召してもキャンデロロさんで嬉しい。彼を観られたのは嬉しい収穫です。
 プルシェンコさんはシリアスなプログラムで、笑いを取りにきませんでした。やはりプルさんはこちらのほうが私は好きです。
 反対に、ハビエルさんは笑いを取りながら楽しませてくれました。
 ウィアさん、芸術家で舞踏家。この方を観るのがとても楽しみなのです。
 ランビエルさん、きれいだなあ。
 バトルさん、若い頃のさわやかな印象のまま。すごいなあ。
 サブチェンコさん&マッソーさん、バーチューさん&モイヤーさん、とっても観たかった二組。引き込まれたわあ。
 アクロバットもエアリアルも、スケートしながらやるのですね。なかなかすごいことをやっていましたよ。サーカス? 面白い。
 歌手のひとりは岸谷香さん。私ら世代に合ってます。
 羽生さん、「春よ、来い」で豪快な音を立てて3Loを踏み切り、えらい高速回転したと思ったらオーバーターン?これも丁度目の前。ステージ側でのディレイドアクセルは綺麗。滞空時間がすごく長く感じます。空中で止まってるんじゃないか、って。やわらかい動きをする時の腕の動きの滑らかさは出色。関節の可動域の広さもだけど、筋力も結構要るはず。でやはり、明子さんにしろ羽生さんにしろ、引き込まれる演技の出来る人って、緩急のつけ方とか、溜め方とかがとても上手い。あと体の部位の角度のつけ方とか、すごく追及して動きを決めてる気がします。舞踏を見せるということでは当然なことなのでしょうけど、それを滑りながらやるというのがね…、目がグルグル。
 羽生さん、エンディングで4Sに2回トライするもいずれもパンクして、2回目の後うなだれてバックしていてリンクの縁で突っかかって後ろ向きに派手に転ぶ。尻もちついた所の電飾が一部ずれました。会場の全員がヒヤッとしたでしょう。あれでもまだリハビリ中なのです。また怪我を負ったらしゃれになりません。しばらく起きなかったので心配しましたが、やがて起き上がりうなだれたままステージ前の皆の所へ。
 ロロさんがすぐに近寄り、それを皆ががっちり囲みました。近くの席だった方によると、ロロさんの要請で壁を作ったらしいです。壁の中ではきっとロロさんと、もしかしたらプルさんとで、羽生さんの状態チェックをしていたのでしょう。
 その後、壁が解けると、観客から借りたプルさんお面をつけたロロさん、プルさんと一緒に、ロロさんプログラムの剣振り仕草と中腰ステップ?をやって、場を盛り上げました。あのステップ(?)をすぐにできるプルさんもすごいけど。
 ロロさんすげえ。伊達に年を重ねているわけじゃないですね。上演中のことですからね、出演者でなんとかしなきゃなりません。しかもお客さんには満足して帰ってもらわなきゃなりません。きっといろんな場数を踏んできたんだろうなあ。そしてそれを全部糧にできているんだろうなあ。ロロさん見直したわ。
 演劇の公演で、予期せぬ出来事がいろいろ起きやすいのは2回目、って言ったりするんです。初回は緊張感がある。こなれて思う存分やりきるラストが一番いい。問題が起きやすいのは2回目。どんなに気をつけていてもなぜか抜けやすい。だから見ていて一番面白いのは2回目、って言う人(仲間内にいたオヤジ)もいましたけど。今回が、この地での2回目だったというのがね、やはりいろいろ招いてしまったのかもね。
 エアリアルご夫妻の男性のほうのカツラが演技中にすっぽ抜けて、綺麗なスキンヘッドが現れた時には、アクシデントなのか演出なのか判断に迷いました。(そんな演出はありません) でもあのカツラ、必要性を全く感じなかったのだわ。
 ラノッテさん、フィナーレでエッジカバー外し忘れて氷にのってきてずっこけました。
 とはいえ、フィナーレでリンクを回る時、羽生さんとハビさんとが前後で手つなぎしてて和みました。平昌での映像でも見ましたけど、このお二人の仲の良い様子には本当に癒されます。
 そして羽生さん、他の出演者皆をリンクから見送った後、大した助走もなく4Tを跳んでくれて、ラストでした。

 さてその後、朱鷺メッセからすごい量の人の流れが各方向へと出て行ったわけですが、その一部は伊勢丹へ。読売新聞主催の羽生結弦展が開催されていましたので。
 きっと伊勢丹では、朝混んで日中空いて、夕方6時過ぎたらまたどっと混んできたのでしょう。

「Fantasy on Ice 2018」
「羽生結弦展」
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