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「彼方から」ひかわきょうこ

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「彼方から」ひかわきょうこ作(白泉社文庫版全7巻)(花とゆめコミックス版全14巻は絶版)

 随分と前のこと、自分の根っこをしっかりさせる為に、結果的に、立ち位置を変えたことになった。幼少の頃からの思いをぶった切ることでもあり、簡単に決断できたことではないし、それでも、すべきだと思ったからやったわけで、だからこのことに後悔も迷いもない。しかし、かつて自分が立っていた位置に今も立っている人を見ると、初心貫徹できなかった者の言い訳でしかないか?という気も少しは生じた。
 この物語には、自分にできることを精一杯頑張る、というフレーズが繰り返し出てくる。人の能力を羨むのでなく、自分の無力を嘆くのでもなく、今の自分にできることを捜して、そのことを精一杯やり遂げる。
 なんというか、他人様から、自分の決めたことを肯定してもらった気がした。ここに生まれたこと、この立場に生まれたこと、それゆえの自分の根っこをきちんと認識して、この位置できっちり生きること。そんな決意を肯定された気がした。
 だからこの作品、恋愛色強いし、甘っちょろい面もあるけれど、私にとっては真面目で重い作品。

 とまあ、重い話はここまでで、一般的には、ファンタジー(連載当時はSFファンタジーと呼ばれていた)の恋愛物を好きな方にお薦めです。そしてアクション物でもあります。遠近法や効果の線の使い方が素晴らしいので、とても躍動感があります。また、作者が大阪の方なせいか、ほのぼのとしたコメディが随所に織り込まれ、優しい軽やかさを出しています。
 で、ヒロインは、こんな子だから世界を救うキーマンになれたんだな、と納得する性格の好さとかわいらしさがあるし、ヒーローは、いいとこ取り過ぎるくらいの究極の理想像。いやもう、ひかわ作品の男性のかっこよさは昔からですが、この人物には本当に文句なしです。世界観的に、登場人物の殆どが長髪というのも、生まれついての、男女問わずのストレート長髪好きの私にとって嬉しいことで。(これ男性の場合、現実ではなかなか難有りなんですよね。似合う顔というのがあるもので。ちなみに我が家のやろーさん達は、皆さんスポーツ刈りです。(^^ゞ)しかも最上級は黒なので、そういう人物が主役になっている作品は、それだけでも狂喜乱舞というところ。(^^ゞ あとこの人、脆い人だと思われることが多いけど、めっちゃ強いよ。だって世界一の重荷を背負っているのに、正気を保ってるんだもの。

 で、ここからはちょっとマニアックなお話。ファンによる二次的な作品についてです。
 二次創作というと、原作のイメージが壊れていかん、という見方もありますが、原作を好きで好きでたまらない、という方から出てきたものには、ある意味敬意を感じてしまうと言うか…、同じものを好きだという仲間意識を感じると言うか…、とにかくまあ、無視して素通りするには惜しい存在です。

 そんな、「彼方から」への愛を貫かれている夢霧さんのサイト「蒼の彼方」

 それから、二次サイトではありませんが、うちにもお出で頂いている「彼方から」ファンのみーちゃんさんのブログ「ぱぱてぃあ倶楽部~日々オヤ三昧」

 ひかわきょうこさんは、現在「メロディ」(白泉社)にて「お伽もよう綾にしき ふたたび」を連載中。こちらも「彼方から」と共通のテーマで、舞台は室町時代です。

 「彼方から」二次を知らなければ、ペンタブレットに手を出すこともなかったから、卒業祝賀会P.担当もなかったし、ナイトウィッシュを知ることもなかったし、ブログを始めることもなかったのでした。そう考えると、ここ数年の私の趣味の発生源になっていたのだな。

 話変わりますが、今日は、地域の八幡様のお祭りでした。子ども会主体の神輿担ぎへの参加も、今年が最後。来年からは、見るだけになるのかぁ。
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