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「フィンランドのくらしとデザイン」展

 6日にこの企画展を見に、宇都宮美術館へ行ってきました。当初の予定では、夏休みに息子と一緒に行くはずだったのですが、さすがに今時の中学3年生は、親の頃とは学校の締め付けの度合いが大きく違い、たとえ日帰りで、行き先も遊園地やプールでなく美術館だとしても、学割申請などという派手なことをやれる雰囲気ではなく、ならば1学期中の平日に、私1人で行ってきちゃえ、ということになったのでした。元々息子は、美術には余り興味がない人ですし、経費が減ってよかったとも取れる。やってみれば、朝父子を送り出してから出発して、19時までには帰宅できたわけで、今月1日に開業20周年を迎えたつばさ君の威力を改めて実感しました。

 前置きが長くなりましたが、本題の展示内容は素晴らしかったです!冒頭から、「もし芸術が存在しなければ、生命は機械となり、死んでしまうだろう」というアルヴァ・アアルトの言葉に激しく共感。彼のデザインによる椅子の現行製品は、実際に座ってみることができます。こちらは接触禁止ですが、「パイミオ・サナトリウムのスツール」には、特に感嘆しました。接地部分の円が、1箇所だけないということが、どれだけ使い勝手を良くすることか。

 絵画、造形、建築、家具、服飾、食器、乗り物・・・展示品はあらゆるジャンルに及んでいます。「くらしとデザイン」とはよく言ったもので、くらしの中のあらゆる場に、デザインというものが存在していることを、改めて気づかされます。

 楽器では、馬の毛の弦の5弦カンテレ(音楽家 桑島実穂さんご所蔵)が展示されていました。思っていた以上に太い弦で、やはり毛だからこのくらい束にしないと切れるんだろなとか、この弦だとどんな音がするんだろうとか、いろいろと興味の尽きない一品でした。お隣にあったトゥオヒトルヴィという、白樺の皮で作られた笛も、どんな音がしたのやら…。白樺製品は、先日の「北欧の日」でもいろいろ販売されていましたが、やはり北欧では身近な物なんですね。

 この企画展の為に作られた、幾何楽堂制作の木彫「幻のカレワラ会館へのオマージュ」は、その設置場所が素晴らしい!!本来そこは、展示室内の休憩室なんですが、ガラス張りの壁の外は森。その森を背にした配置がとにかく絶妙です。これは「森」を感じさせます。曇天のお天気の効果もプラスされて、実際よりもとても暗くて深い森に感じられ、美術館というものの立地場所についても考えさせられる空間でした。昼食をとった併設レストランも、森に面していて素敵な環境です。お料理も勿論美味しいですよ。余談ですが、お天気が芳しくなかったせいか、フィンランド大使館のフィンたんがつぶやかれていた国旗他、旗は皆揚がっていなくて、それはちょっとつまらなかった。(~_~)

 所要時間は2時間取ったのですが、もっとあればあるだけ見ていられる、展示品に囲まれているのが心地よい、そう思わせる内容でした。落ち着くって言うのかなあ?絵画も含めて、見ていて気持ちのいい物だらけでした。私は特に北欧製品ファンというわけではないんですがね。

 買い物は、私の定番である図録とクリアファイルに、ニョロニョロのマウスパッドと、「World Design Capital Helsinki 2012」のリフレクター。このロゴのリフレクターが売られていたのが、とても嬉しい。
 ちなみに息子への土産は、つばさ君の車内にあったJRの冊子。今月号の特集は、私の故郷群馬の昆虫情報で、彼の好きなカマキリさんのアップの写真が載っていたし、丁度きれいなものにも当たったので持ち帰りました。あとは宇都宮ですから、「餃子」ですよね。
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